「祝!五百田達成氏 新刊 “うまい呼び方” 読後感想文。」

内容に触れてしまうと

読む愉しみが減ってしまうので

具体的には書けないけれど

面白く、とても参考になった。

(簡単過ぎ。汗)

 

特に人の名前の呼び方は

仕事やプライベートで難しい所もあるので

いろいろ参考になった。

 

あだ名はあると

確かに人間関係はスムーズになりやすいと思う。

だから、

ネーミングセンスがあって

“勢いがある”人が

周りにいると有り難い。

 

自分の場合、

友人が年下ばかりなので

基本的に”ヤマグチさん”か”ヤマさん”。

(同じ歳はヤマちゃん。)

 

ただ、

20代に知り合った人達は

ジョル、ジョルちゃん、ジョルさんと呼ぶ。

(語源は長くなるので割愛。)

photographerの時の名前のジョル(joel)も

ここからとった。

 

当時、

ファッションショーの仕事が多く、

一人のモデルのコが”ジョル”と呼んだ事から始まった。

彼女は年下だけど、

あだ名は嬉しいし、勢いも必要。

 

ショーでは沢山のモデルやスタッフがいるので

そのまま定着。

紹介される時も

「ヘアメイクのジョル。」

だったので、

皆、普通にそう呼んでくれていた。

(どう見ても日本人だけど日系なのかも?とかね笑。)

 

なので、

最初の出逢いがヘアメイクの時は

ヤマグチさん、ヤマちゃん等で

photographerの時は

ジョル、またはジョルさんと呼ばれている。

 

ちなみに、

五百田氏の事は”イオタさん”と呼んでいる。

これは自分あるあるで

最初の出逢いが仕事の人は、

年上年下関係無く”さん付け”にしているから。

 

初対面で話す中、

年上年下は分かってくるけれど、

年下だからと言って

急に”君づけ”するつもりも無いし、

ましてや呼び捨てなんてもっと出来ない。

 

その代わり、

“イオタさん”と呼ぶ以外、

会話はめっちゃタメ口。

“イオタさん”は既にあだ名なのかも。

 

ただ、

未だに彼をプライベートでも

“さん付け”で呼んでいるせいで

たまに事故も起きる。

 

彼の友人が僕をイオタさんより年下だと思って

「イオタとはどんな知り合いなの?」

「へえ、◎◎に住んでんだあ。」

「仕事はもう何年くらいやってんの?」

とかのタメ口になり、

後々イオタさんが焦る。

ってのはある笑。

 

タメ口とか気にしないけど、

たまたま僕と同業だった為、

(業界的には年功序列な所があるので。)

その事情を知っているイオタさんは

尚更焦ってしまうのかもね。

 

呼ばれ方と言えば、

一番イヤなのは”先生”。

(先生は学校と病院だけでいい。)

 

数年前のこと、

仕事の打ち合わせで

「ヘアメイクのイメージは

どんな感じがいいですか?」

と聞いたら

「それは先生におまかせで〜。」

とニヤニヤ。

 

そういう”おまかせ”は

100%、任せてはくれない。

具体案どころかイメージも一切無く

ただ説明出来ないのを

おべんちゃらで濁しただけ。

 

そういう上っ面な物言いをする人は

すぐ分かるので、仕事する時は要警戒。

予想通り、

撮影は困難を極めた。

(この30年で一番大変な仕事だった。)

 

でも、

先日、グラフィックアーティストの作品を

購入してくれた人が

「雪籠先生の〜」

とメールくれた時は、

凄く嬉しかった。

 

そう呼ばれても

恥ずかしく無い作品を創らねば!と。

 

結局”人”なんだね。

 

自分の話ばかりになってしまったけれど、

呼び方って誰にでも関わる事で

話題にもなり易いし、

ああ!って所が沢山あるので

是非ともこの機会に!

『うまい呼び方』@Amazon

 

PS
或る日のこと。
自分「ねえねえ、オレの名前って何か意味とか由来とかあんの?」
親父「何もねえ。」

 


今回は巻頭のヘアメイクに参上!