“メプチン”と聞いて
“あ”と思った人はもう友達。笑
そう、
喘息の吸入器。
25歳の時に喘息になったんだけど、
当時使ってた吸入器が
“ベロティックエロゾル”。
長い間、
“エロティック・ベロゾル”だと思っていて
(薬のくせにエロティックとは豪気な!)
と思っていた笑。
(でも、なんでエロゾルなんだろう?エアゾルじゃね?)
或る日、
「喘息の吸入器で亡くなった人が数名いた。」
と言うニュースが流れていて、
その薬を見てビックリ!
(あぶねー!オレ使ってるやつじゃん!)
現在はメプチンと言う薬に変わり、
命を奪われる心配はなくなった。
今現在、
喘息の症状は無いけれど
喘息持ちには必須アイテム。
何故喘息の症状が無いのに
メプチンが必要なのか。
喘息のスイッチが
とんでも無い所にあったりするからだ。
例えば、以前のお話。
友人の家に遊びに行き
すっかり夜もふけたと言う事で泊まる事に。
もちろん喘息の”ぜ”の字も無い。
深夜2時頃、ふと
(あ、今日メプチン持ってたっけ?)
ごそごそ・・・
(な!無い!)
(ま、もう2時だし大丈夫か。。。)
すると・・・
ひゅーひゅー
(ノドから異音)
以前、
これでタクシーで帰った事がある。
忘れた事に気付かなければ済んだのに、
気付いたばかりに
たったそれだけの事が発作に繋がる事もある。
そんなメプチンの
予備のが無くなりそうだったので、
近所のクリニックへ行く。
本当はもうちょい早く行きたかったけれど、
1〜2月はインフルの脅威が凄まじかったのと、
「くれぐれもインフルだけには気をつけて。
伝染ったら、即入院有り得るから。」
先日退院した直後の耳鼻科の先生のひと言で
先延ばしにしていた。
(どうか空いてますように・・・。)
ガーッ(自動ドア)
(お!男性一人!やったね!)
と思いきや、
よく見ると親子連れ。
・小学3〜4年の女の子。
・おでこに冷えピタ
・もちろんマスク
・パジャマ+ダウンジャケット
普通なら風邪かなーだけど、
パジャマ姿ってのが病の重さを感じさせる。
(インフルではありませんように。)
たぶん、
ここにいる三人の気持ちは一緒。
でもさ、
子供ってマスクすぐ外すじゃない。
(気持ちは分かる。)
で、
ちらと見ると
「外してるうううう!!!」
さすがに
言いにくいなあとは思いつつ、
お父さんらしき人に
「スミマセン、もしお子さんがお風邪でしたら
マスクをして頂いてもよろしいでしょうか。」
と耳打ちした。
「あ!マスク外しちゃダメじゃないか!
はい!ちゃんとマスクして!ぎゅ」
常識のある親御さんでよかった。。。
診察後、
受付から何やら紙を渡されていていて
ハッキリとは見えなかったが、
要は
「インフルの薬の注意点」
(やはりインフル・・・汗。)
タイミング見計らいに見計らって来たのに、
このタイミング。
やはり二重マスクの上に二重マフラー
&手袋は正解だった。
診察の時、
一応ノド診せてって言われたんだけど
(扁桃炎で入院直前、ここにも来てたので。)
「先生、もし、今日ここにインフルの患者さんが来ていたら、
このマスク取りたくないんです。」
大袈裟かも知れないけれど、
この一ヶ月半の苦しさ、
辛さを知っている人にしか
この気持ちは分かるまい。
先生は察してくれて
「うん、じゃあ、薬を出しておきましょう。」
「ありがとうございます!」
現在、絶賛復調中!
これが必須アイテム”メプチン”。