一年半前に入院してるので
勝手知ったる我が家の様、
準備は万端。
点滴&安静が目的なので
最低限必要以外なモノは一切持参せず。
しっかり治すぞ!
部屋は4人部屋。
一日居るだけで、
同室の人の年齢、病気、
性格まで分かってしまうから結構面白い。
お向いが20代のA君、
斜向いは空き、
お隣は80代のcさん。
前回の様な問題児は居ない様で(笑)とても静か、
これなら安静でいられるね。
前回の問題児君は、
夜中でも普通に電話してたり、
イヤホンせずにテレビを大音量で流し、
(イヤホンをするのは病院の規則。)
看護師さんに注意されると
「せめてゴハンの時くらいは。」
というツワモノ。
他にもいろいろな問題児(遠い目)。
向かいのA君は物音ひとつしないので、
ちょっと心配になるくらい。
スマホとかいじってるのかな。
お隣は80代のCさん、
会話を聞けば聞くほど
言動や言い回しが親父にそっくり。
(年齢も同じ。)
それでも看護師さん、
相手の気分を損ねる事なく
うま〜くかわしかわしで巧い!
本当に凄い!
これだけでも給料倍にしてあげて欲しい。
夕方くらいになるともう一人入室、
90歳代のBさん。
それでも病室はシンとしている。
(あ〜、静かだ。。。
今日はゆっくりと休むぞう。)
と思いきや、
いきなり大きな声で電話?をし始めた。
(マジかよ!前回の再来!)
それを聞きつけた看護師さんが
だーっとやって来た。
「Bさん!どうしたの!」
「ん?何でもないよ。」
「お電話してたの?」
「ううん、ひとりごと。」
「じゃあ、もっと小さい事で言おうね^^。」
そう、Bさんは耳鼻科系の病の他に
(この部屋は耳鼻科の患者さんのみ)
認知症を煩っている様だった。
認知症、
よく聞かれる病だが、
同じ部屋で過ごすのは初めてのこと。
認知症って思ってたより
全然大変だと言う事を知る事になる。
(大変と言う言葉じゃ軽過ぎるけれど。)
その日は眠剤を処方してもらう事になった。
お向かいのA君、
さすがの20代、大いびきで寝ている。