「キュキュキュキューーーーッ!!!」
(ん?)
(ああ、またか・・・。)
アクセルを踏み込む爆音と、
タイヤを滑らす
キュキュキュ音が響き渡る。
ここ最近、
真夜中(零時過ぎ位)になると、
表通りに出現する白い車。
Uターンレーンと
信号の所でぐーるぐる。
ドリフトを繰り返している。
この道は対向2車線だったんだけど、
今は4車線。
以前から、
近隣に住む猫達も轢かれている。
たんたんも、
この道で轢かれていた。
あのさあ、
そんなに”最強”名乗りたかったら
峠攻めればいいじゃん。
いや、
峠も迷惑。
しかも犯罪だし。
まあ、
最強って何だか分からないけど笑、
ここは静かな住宅街。
道路も舗装したばっかりなんだから、
綺麗に使ってくれや。
こうして
当たり前の様に人に迷惑をかけ、
当たり前の様に罪を犯す人が
当たり前の様に居る。
そういう世界で
そういう人と、
一緒に生きていかなければならない現実、
ってのが本当に切ない。
ただ、
今風に考えると
そういう病気なのかも知れない
とも思う。
(”夜中にドリフトしなきゃダメ病”とか。)
だからと言って
決して許される事ではないけれど。
安直なのか確信犯なのか、事故が想像出来ない人の怖さよ。