誕生日が近くなった事もあり、
運転免許の更新に行く。
今まではゴールドだったので警察で出来たけど、
3年前に無念の違反をした為
(時間帯右折禁止っての)
今回は府中。
でも、
この府中運転免許試験場、
行き方どうしようか。
一番嫌なのは、
車で行って駐車場がいっぱいでオロオロ。
じゃあ歩き?
乗った事無いけど西武多摩川線。
となると自転車?
う〜ん、どーしよっか。
きこきこきこ。
(結局自転車。)
結構遠いけど笑、
天気が良いから気持ちいーわ。
9時40分到着、
意外と早く着いた。
(駐車場はガーラガラ。)
まずは申請書。
入口を入ってすぐ目の前の窓口、
そこで申請書をもらえるので
必要事項を書く。
その後、
申請書をくれた所の右側にある窓口で更新料を払う。
次は視力検査。
係の人が
「次〇〇で〇〇して下さい。」
って教えてくれるので特に迷う事は無い。
(今回は新たに”暗証番号登録”ってのがあった。)
違反が3点未満だったので、
講習は1時間。
今回はまず、
さだまさしさんの”償い”と言う曲が紹介された。
この曲は実際の話を歌にしたとの事。
と或る所に”ゆうちゃん”と言う男性がいた。
彼は毎月給料日になると、
給料袋の封も切らずに郵便局に駆け込む。
仲間達は貯金が趣味のしみったれ奴だと
嘲笑っていた。
彼は交通加害者だった。
配達帰りの雨の降る夜だった。
彼はそれから毎月欠かさず
被害者の奥さんに送金を続けていた。
そんな7年目の或る日、
奥さんから初めて手紙が届いた。
そこには、
あなたの優しい気持ちは分かりました。
けれど、
主人を思い出してしまうからもう送金は結構です。
それよりも
あなたの人生を元に戻して欲しい。
と書かれていた。
償い切れる筈の無い人から
手紙が届いた事がただただ嬉しかった。
人間は100%じゃない、
どんな人でも事故を起こす可能性はある。
すごくやるせない歌だった。
でも、
運転中ゲームをする人は例外、
この歌が心に響く事は無いだろう。
いつも思うんだけど、
自分の大切な人(家族、友人)が事故に遭った。
「早く救急車を!」
たまたま手元に携帯が無い。
加害者の携帯で電話しようとしたら、
画面がポケモンGOだった。
一体どうしたらいい?
その時の自分の怒りを考えただけでぞっとする。
しかも、
現実にポケモンGOの”ながら事故”は起きている。
数日前は小学生の男のコが犠牲になった。
(講習でもその話が出た。)
ああ、
そういえば、
徳島地裁で初のポケモンGO判決が下りたけど、
人ひとりの命を奪い、
人ひとりに重傷を負わせ、
1年2ヶ月の実刑。
人の命はあまりにも軽過ぎる。
運転中にゲームをしたらどうなるか。
それが分からない人間、
ゲームをしたいと言う欲求を抑えられない人間が、
現実に自分の大事な人達のすぐ目の前にいる可能性がある。
この恐ろしい現実。
過失と、
ながらスマホ事故は全く違う。
徒歩でも自転車でもバイクでも車でも、
絶対に許せないし
絶対に許さない。
ただ、
ゲーム云々は別として、
自分も運転する以上
気をつけなければいけないとも思う。
自転車でさえ、
十分な凶器になるのだから。
講習は終わり、
免許を受け取る。
それにしても、
免許の写真て何で変な顔になるんだろう?
持っていた上着や荷物を
自分の右側に置いたんだけど、
その時にVネックのTシャツがずっこけちゃってさ
おばちゃん、そのくらい教えてよー泣。
さ、かーえろ。
行きはそんなに感じなかったけど、
帰りは結構坂がきつめ。
(行きが下り坂だったからなんだけど、
そこまで坂だった感じもなかった。)
山岳王”山の山口”と言われたこの豪脚の出番だぜ!
ケイデンスをあげろー!
はあはあ。
10秒後にはすっかりへなちょこダンシング、
ふつーに年配の女性に抜かれた。
(いーなー、電動アシスト付きかあ・・・)
(!?)
よく見たら、普通のノーマル車だった・・・。
(まだケガの影響が残ってる、
今日はこのくらいにしといてやるか・・・。)