「入院してました。その7『検査結果、そして・・・』」

今日は結果に因って天地の開きのあるCT検査。

予約は当日しか取れないらしく、

3時からと言う事になった。

 

と言う事は、

検査結果OKでも会計が間に合わないので

退院は最短で土曜の朝、

もちろん検査結果NGなら再手術&長期入院の可能性もある。

可能性は5050。

 

午前中、

何だかぼーっとしていた。

(早くウチに帰りたい・・・。)

 

「ヤマグチさん!CT呼ばれました!」

「えっ!」

心の準備全然してないよ、

でも、その方がいいか!

「お願いします!」

 

問題はヨード造影剤投与だけ。

「じゃ、ヤマグチさん、投与して行きますね。」

 

(あ、あったかい。)

造影剤を血液に入れるとあったかく感じるらしいけど、

本当にあったかいや。

 

ただ、この現象は

血液中に異物(ヨード)が入った事で、

全身の細胞が

「あ!異物入って来た!薄めろ!」

と、身体中から水分を集め、血管内に取り込む事から

血管内が膨張し、熱く感じると言うもので

“あったかい”と言うほんわかした言葉とは真逆の現象だった。

 

CT自体はさらっと終る。

全行程で15分?もっと短く感じた。

後は結果待ち。

 

検査を終えて病室に戻ると

お昼ゴハンが置いてあった。

普段なら100%食べれない種類の魚だったけれど

とても美味しかった。

ゴハン完食元気いっぱい!

あとは帰るだけだぜ!!

 

そしてその時はやって来た。

13時25分。

先程の看護師さんが足早に

(しかし決して走ったりはせず)

やって来た。

 

「ヤマグチさん!退院です!

先生から連絡があると思うんですが、

早くお知らせしたくて!」

「うわあ!ありがとうございます!」

「よかったですね!おめでとうございます!」

「ありがとうございます!!」

(二人共ヒソヒソ声で喜びを分かち合う。)

 

嬉しい・・・。

ウチに帰れる!

 

妻にLINEする。

「退院だぜ!」

「やったあ」

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妻はリモートだったので

(リモート:在宅にてパソコン勤務すること。

上司がリモート推進派なので有り難かった。)

わざわざ親父さんを運転手に迎えに来てくれた。

ありがとう。

今回は本当にごめん。

親父さん、ご迷惑とご足労かけてスミマセン。

 

「ウチに着いたら、たんたんを迎えに行こう!」

「そうだね!」

 

そんなたんたん、

預けていたら膀胱炎になってしまってた。

(病院のせいではない。)

ごめんね、たんたん。

 

5日ぶりに皆が揃った。

嬉しい。

やっぱりおウチが一番。

 

オレはもっともっとしっかりしなくては。

病気やケガは仕方ない、

誰でも例外無く経験するもの。

でも、

今回のは間違い無く

自分の油断、判断ミスが招いたこと。

妻にもたんたんにも親父さんにまで

心配させ、迷惑かけた。

今後こんな事を絶対起こさない様に心に誓う。

 

まだノドの違和感が取れた訳じゃないし、

抗生剤は数週間飲まなければならない。

通院も続く。

”退院出来ただけ”

まだまだ予断は許さない。

 

でも!

ただいま!!

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看護師さん達が「あ、猫ちゃん増えてる♪」と見ててくれた笑。