「入院してました。その5『サディスティック・ジビカ・バンド』」

昨夜はちょっとした事があり、

熱と痛みが少し出てしまう。

痛み止め、眠剤、氷枕の3点セットで

朝には無事復活、よかった。

 

違和感はあるが

痛みは当初と比べ物にならない位快くなっている。

ゴハンのおかゆも美味しく頂いているし、

万事順調!

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点滴。最近のは針じゃなくて”管”がささってるんだよね。

 

ただ、

午後の検診で

「う〜ん、まだ膿残ってますね。じゃ、麻酔。」

(え!麻酔!汗)

「じゃ、ヤマグチさん、麻酔していきますね。」

「あ、あの、麻酔って・・・。」

「大丈夫ですよ、今回は切開じゃなくて

この注射器で吸い出しますので。」

キュピーン!

(なんつー太い針!それ刺す?)

 

グサーっ!

いた〜〜〜〜〜ん!!

おえええええええええええ

 

「じゃ、もう一回行きますよ。」

「ふぁい涙」

 

今だから落ち着いて話せるけど

扁桃部位を切開した時、

現場にいた先生方(たぶん30代の♂4人・♀1人)、

結構カッコよかったような気が。

 

本人そのものはもちろん

髪型や持っている小物、

皆キャラが立ってて

5人組のバンドみたいでさ。

名付けたのが

サディスティック・ミカ・バンドならぬ、

”サディスティック・ジビカ・バンド”

 

そんな中、

午後になってその先生方がやって来た、

「耳鼻科です!」

シャーッ!

颯爽とカーテンが開いて先生方が入って来た。

普通は

「ヤマグチさ〜ん、どうですか〜」

的に緩く入って来るけど、

耳鼻科です!って

肩で風切って入って来るのカッコいいな笑。

 

「ヤマグチさん、具合はどう?」

「はい、かなり快くなったと思います。」

「よかったわ。ちょっと見せて。」

とスマホを取り出すと、

そのランプで患部を観察。

「うん、腫れも引いているわね。」

(スマホのライトで診るんだ!かっこええ!)

 

黒縁のメガネの人は

髪型もさる事ながら、

ミラーレスの一眼を首から下げてて

何だかカッコイイ。笑

 

手術の時は皆凄い”S”で

拷問されてんじゃないかと思う位だった笑。

失神だとか、溺れるとか・・・他にもいろいろ

“決めのひとこと”もあったんだけど、

それは書いてないんでイマイチ伝わってないかも笑。

でも、

往診では笑顔で話しかけて来たり、

凄いツンデレだ!

 

「金曜にCTやって、それで今後の判断します。」

そう、

今回は腫れや痛みがとれれば退院

と言う訳にはいかなかった。

退院する為の最大の壁、

それが

”CT検査”、

しかも通常のCTとは違う

“ヨード造影剤投与”

なのだった。