着付け教室と言っても
毎週とか、毎月とか定期的なモノでない。
日舞の先生のお暇な時間にお邪魔し、
(先生は普段着付けは教えていないので。)
着付けを教えて頂くと言うモノ。
「自分で着物を着る。」
事に関しては
全くの素人なので、
浴衣の着付けから教えて頂いている。
今日はその二回目。
今日も先生の着物が素晴らしい。
特にびんがたの帯。
色が絶妙。
シックな着物によくお似合いです♪
「うわあ、素敵ですね!」
先日の竺仙に続き、
纏の浴衣が仕上がって来た。
着物とかの仕事しているクセに
こういう素敵な浴衣がある事を知らないのは
あまりに不勉強過ぎる。
今日は前回のおさらいを兼ねて
先生の前で着る。
うう、凄い緊張。
でも、練習通りやれば大丈夫!
大きく深呼吸して。
まだまだ初心者なので
帯は前で結び、
後ろへくるっと回すやり方。
(お♪まあまあ出来たくさい!)
「お願いします!」
「うん、なかなかうまく出来ていますよ♪」
とお褒めの言葉を頂く、やったあ!
でも、
そのあと先生に着付けてもらったら
全然違った・・・。
生地の身体へのフィット感と
帯を締めた時の感触。
そして何と言っても
シルエットが全然違う。
(あー、この前教えてもらった時はこうだった。
うー、全然違うー。)
で、
再チャレンジ!
今度はさっきのよりいいかも!!
「うん、さっきよりいいですね。」
やったあ!!!
(先生は誉めて伸ばすタイプだね。笑)
ついでに後ろで結ぶ方法も教えて頂く。
(後ろで結ぶなんて無理無理とても、
いつか出来る様になるといいなー。)
と思いつつ数回やってみるが、
何ともまあ難しいこと。
鏡を見れば逆に見えてやりづらいし、
見ないで手探りなんて全然全然。
おまけに手をずっと後ろに回しているので
腕の痛いこと痛いこと。
「じゃ、ちょっと休憩しましょう♪」
先生がお茶を入れてくれた。
先生とのお話は楽しい、
先生は所作や物腰が素敵なのだ。
着物を着れる様にもなりたいが、
その素敵さを学びたい。
宴も酣、
そろそろお暇の頃かなと思いきやの
先生のひとこと。
「さ、少し時間も経ったので
忘れて来た頃でしょう。
最後にもう一回。
後ろで帯を結んでみて下さい。
出来ますよね。」
(えっ・・・。)
つづく。