「モデルの多様化。」

以前、

モデルの世界は

「広告モデル。」

「雑誌モデル。」

「ショーモデル。」

とジャンルは分かれていた。

広告と雑誌では同じ洋服でも

動きや見せ方が全く違うし、

和服では身長や体系にレギュレーションがある。

東コレでは身長、ウォーキングは必須。

等々、

仕事のやり方も

仕事のルールも全て違うこのみっつ。

 

ここ数年、

随分様変わりしたと思う。

スチールモデル達からも

演技のレッスンも受けている話をよく聞く。

雑誌、広告モデルから

テレビ、映画、舞台等へと

枝葉が広がっている。

いつもやっている撮影の仕事、

1度の撮影(5日間)で10人位のモデルを使うのだが、

以前はその系統専門のモデルがいた。

でも、

最近は違う。

 

まず、

普通に広告モデル。

そして雑誌の専属モデル。

タレント。

女優。

最近はミュージシャンも。

ひとつの仕事で

いろいろな情報交換が出来るのは

こちらとしても楽しい限り。

まあ、そう言いながらも

ほとんどがしょーもない話や

恋愛話に終止しているんだけど。

 

もちろん、

ジャンルの垣根を乗り越える分、

モデル達は大変だと思うし、

バリューのみに走ってはは本末転倒だとも思う。

ただ、

こういった試み自体は面白いと思う。

モデルの多様化、

今後はどうなって行くのだろう。