「ルーヴル美術館展@国立新美術館。」

現在、国立新美術館で行われているのが

”ルーヴル美術館展”。

Parisのルーヴルは巨大過ぎて観きれなかったが、

この位のキャパならちょうどいい。

ゆっくり観れるね♪

今回は日本初、

フェルメールの”天文学者”の展示もある。

 

自分は腰重&率先して行かないので

妻の様に興味のある人に連れて行ってもらえるのは有り難い。

ただ、

国立新美術館とは相性が悪く、3回行って3回雨と言うね。

打率10割。

 

今回は風俗画がメイン。

宗教画程のインパクトは無いけれど、

人物画は好きだし、とてもよかった。

(”割れた水瓶”が好きかな。)

あと、

小さい額の作品が多いのも気に入った。

何か、

絵でも写真でも「大きくないと」的な人の発言を聞くと

(そのルールってどこから?誰が?)

っていつも思ってたので、小気味好かった。

 

同時開催で、

各美大(武蔵野美、多摩美等5校)の卒業展示もやっていたけれど、

感想は・・・う〜ん

日本には美術、芸術は全く浸透していないので

(今の日本で、美術、芸術って何なんだろう。)

とは考えさせられた。

まさに棘。

そういう意味で小谷元彦さんは凄い。

 

自分も写真では

そういう道を目指しているけれど、

何を以てゴールと言えるのだろうといつも思う。

ただ、

某かの賞を獲ったり、

個展等の展示をする事と言うのが違う事だけは分かっている。

 

まず、

自分の世界観を具現化出来る様になる事が一番大事で、

それが推参でなく評価され、最終的にお金になる。

のがゴールなんだろうか。

“お金になる”と言うのは下世話ではあるが、

自分の世界観に純粋にお金を出してくれる。

と言うのは最高だと思う。

そういう意味でもやる価値がある。

(どうせ日本じゃダメなんでしょう〜〜。)

なんて言っていないで、

(おお!日本にこんな逸材が!)

と言われたいね♪

20150226a
ティツィアーノ”鏡の前の女”