「キッカケはどこにでも転がっている。」

数日前、

眉、アイライン、まつ毛

このみっつについて触れて来たけれど

「眉」http://ameblo.jp/yamaguchi-noriaki/entry-11001010660.html
「アイライン」http://ameblo.jp/yamaguchi-noriaki/entry-11004469150.html
「まつ毛」http://ameblo.jp/yamaguchi-noriaki/entry-11008299752.html

 

とにもかくにも

「基本」

が大事。

メイクがニガテって人、

ものすごく多いと思うんだけれど

基本を分かっていれば

後は自分の顔で何十年も練習すんだもん、

絶対上手くなる。

メイクが上手くなって来ると分かるんだけれど

「欲。」

が出て来るんだよね。

良い意味で。

例をひとつ。

 

7~8年前、

友人の紹介で或る男性の髪を切る機会があった。

生まれてこの方、自分の髪質と悪戦苦闘。

しかしながらどうにもならず、

何とかなるのかどうか相談したいとの事だった。

初めて会った時、どこぞの社長さんかと思ったら、

何と10コ以上年下。

彼は既に自分の髪型の事はあきらめてた。

「自分は一生このままで、お洒落とは無縁なのだ。」

と。

諦めてしまう気持ちは分かる。

確かに難しい毛質ではあったし、

マメにカットして、自分でちゃんとセット出来ないと

キープ出来ないのもあった。

でも、

自分が見たカンジでは全然余裕。

プロですから。笑

後は彼次第。

 

で、

切ったら普通にカッコ良くなった♪

もちろん、セットの仕方もがっつりレクチャー。

今はワックスが主流だけど

彼の場合はNG、毛質に合わないのだ。

彼にはジェルのハードを使用。

せっかくカットしても、セット出来なきゃ意味がない。

「ここはこうやって、ここはこう。」

本人も出来上がった自分の変貌ぶりにビックリ。

それはもう真剣にスタイリングを聞いて帰って行った。

 

そして彼はいつもより早く起きて毎朝頑張った。

当初は微妙だったけれど

だんだん教えた通りに出来る様になって来たんだよね。

さっき言ったみたく、

「毎日が練習。」

だから。

数ヶ月後にはすっかり自分のモノにしていた。

営業先でも髪型の話になったりして楽しかったそうだ。

「自分が人と髪型の話をする様になるなんて想像出来なかった。」

と。

 

そうしたら良い意味で

「欲」

が出てきた。

(ちょっと痩せてみようかな・・・。)

彼は身長も高いんだけど、

体重も三桁。

スーツは既製が着れずセミオーダー。

普段着はスポーツ系のみ。

オシャレは完全に諦めていたそう。

そこで一転、ダイエットを始めてみた。

既に彼には順風が吹いていたんだよね。

 

その後、70キロ台になって

既製の服が着れる様になって

オシャレを楽しめる様になった。

彼曰く、

髪型がカッコ良くなってダイエットが成功して

いろんなオシャレをする様になって来たら

営業先での自分に対しての見方が変わったと言う。

そりゃそうだよね。

若くしておっさん体型で髪型も服も全く興味なかった人が

(なかったと言うより、諦めてた。)

気がついたら

何か凄く変わっていた。

皆食いつくでしょう。

特にダイエットネタなんか。

オレも「本書きなよ。」って言ったもん。笑

 

そして、もうひとつ。

彼は自分の事を諦めてたので、

当然、女性に関してもあまり積極的ではなかった。

(スラダン読んでねーのかっつー位。)

でも、良い意味で自信がついた事で

(過信にならなかったので。)

自然と結果もついてくるように。

 

彼が変わってから数年。

その間、付き合った女性は知ってる限り3名。

現在、ひと回り年下の可愛い彼女がいる。

自信が無いあきらめ男より、

自信があった男の方がモテる。

当然の結果。

(ここで過信になると落とし穴が待ってるんだけどね。笑)

 

長くなっちゃたけど

何を言わんとしているかと言うと、

ほんの小さなキッカケで

男性でさえこれだけ変われるんだから

女性なんて変わるのは簡単。

と言うお話。

そのキッカケは

いつも行っている美容室?

メイクスクール?

百貨店の化粧品売り場?

今後出会うであろう誰かかも知れない。

意外と僕かも知れない。笑

キッカケなぞ、その辺にいくらでも転がっている。

そして、

自分が踏み出した先にゴールはある。

「It’s now or never.」