先週の土曜、
そして骨再生手術を受けて来た。
あれだけ痛かった理由を
グッタリした妻の代わりに聞く。
スタッフさんが一人の医師に
「GBRだったからじゃないですか?」
受けて医師、
「ブロックグラフトと言って、
骨を移植したので。
だから通常より、
痛みがあったんだと思います。」
ブロックなんちゃらだから痛い
って言われても。
そもそもそれって何?
説明不足で全然分からないし、
何故、
激痛のまま続行した理由も
分からずじまいだった。
しかも、
この説明も
執刀医からじゃないので尚更だ。
しかも、
このブロックグラフトの説明、
自分どころか
妻にもなかったそうだ。
この歯医者の
モヤりポイントは、
「説明不足。」
「聞きにくい雰囲気。」
これに尽きる。
いろいろ質問すると、
説明めんどくせー感が
出てるのが分かるんだよね。
妻一人の感想なら
個人差って話もあるけれど、
初めて行った自分も
それをひしと感じた。
説明が足りないから、
心配だから、
聞いてるんだけどなあ。
後日得た情報では
「麻酔が効きにくかった。」
とのことだが、
麻酔が効きにくいから
どうなんだってって説明はなかった。
効きにくいから
仕方なく激痛のまま手術したのか、
(仕方ないでいいのかってもある。)
麻酔の量が多過ぎて、
これ以上増やせなかったのか。
そういう説明は一切ない。
で、
モヤりにトドメを刺したのは、
術後、
翌日訪れた際の
歯ブラシの使い回し。
これは
歯医者によってだし、
滅菌消毒されていれば
問題は無いらしい。
でも、
妻に渡された歯ブラシには
プラークチェッカーが
(=歯垢を可視する為の赤い液)
残っていた。
前の人が、
歯垢をチェックする為に使った歯ブラシ。
使える?
滅菌消毒したかどうかは、
その人の言葉のみ。
しかも、
前日には左右の奥歯の部分を切開、
縫合している状態。
その状態で、
人の使った歯ブラシ?
信頼のおける歯医者なら
(自分のかかりつけ医とか)
滅菌消毒してるって言ったら、
まず疑う事はないだろう。
でも、
この歯科医とは
まだ信頼関係が築けていないのだ。
じゃ、
行かなきゃいーじゃん。
と思われるかも知れないが、
まだ人口歯の装着もあるし(半年後)、
骨再生医療の進捗(一年後)も
診てもらう必要がある。
70万円払ってるのに、
モヤるから行かない訳にもいかない。
そんな中、
ちょうど自分のマウスピースを
調整しなければならなかったので、
かかりつけの歯科医に
(手術した歯科医を紹介してくれた)
話を聞いてもらう事にした。
ついでに話すつもりだったのだが、
院長先生と奥さん先生が
別室できちんと聞いてくれた。
自分たちのお昼時間を割いての事、
決して暇な歯医者さんではない。
これが信頼度の違い。
早速、
今回の一連の話をする。
院長先生は
「ああ、そんなだったんですか。」
と切なそうな顔。
奥さん先生は
メモを取りながら
うんうんと聞いてくれた。
実際、
普段、妻を治療している先生曰く、
妻は麻酔がやや効きにくく、
やや醒めやすいらしい。
また、
歯ブラシの使い回しを
している歯科医は普通にある事、
そして、
ちゃんと滅菌消毒されていても
プラークチェッカーが
付着している事は
あるにはあるとの事。
(でもヤダよなあ・・・。)
「ここは、
消毒関係はしっかりしているので
安心していいと思います。」
と奥さん先生。
ちなみに、
奥さん先生は
先出の歯科医の奥さん先生と
繋がっているので
(同期とかそういうのだと思う。
双方、夫婦で歯科医なのだ。)
情報はいろいろ知っている様だ。
ただ、
この話を聞いて
やや思い当たるふしがある様だった。
「来週、あちらの歯科に行くので
奥さんのお話って事にはせず、
この話を先方にしてもいいですか?
説明が足りないのは明らかですし、
向こうの為になる事でもあります。
もちろん、
状況もしっかり聞いてきます。」
「いや、
ここだけの話にしてもらっていいですか。
向こうも人間なので、
『何それ?直に言えばいいのに、
そっちに言うなんて。』
とかになっても困ります。
もちろん、
そう受け取るかどうかは別として、
まだあちらとは
信頼関係が築けてないので。
それに、
当事者である妻が
ずっと我慢しているのに、
僕がぶち壊したら、
妻の頑張りが無駄になりますし。」
「波風は立てたく無いって感じですかね。」
と院長先生。
妻が麻酔が効きにくく
醒めやすいのは分かったし、
歯ブラシの件も分かった。
何故、
「麻酔を足しますか?」
と言った助手に対してNOと言ったのか、
何故、
激痛のまま手術は続けられたのか、
何故説明が一切無いのか。
実際どうかは別として、
痛かったのは
麻酔が切れかかった為で、
麻酔も限界まで使っていたので
それ以上打てなかった。
とか、
それでいいのだ。
これだけなら説明に
10秒もかからない。
術後、
洗浄に行った時も
執刀医が診なかった事を話すと、
奥さん先生が
「そんな筈ないんですが。」
でも、
実際、別の医師が診ている。
それを受けて、
「ここは画像やビデオを取って、
スタッフ間で情報共有しているので。」
との事だが、
それはこちらには分らないことだ。
とにかくこの歯科医は、
全スタッフが説明不足で
質問しにくい雰囲気なのは間違いない。
(自分も妻もそう感じている。)
悪気が無い分(たぶん)
余計やりにくく、
私達はいつも通りなのに、
あの人達どうしたんだろう?
と思われるのも困る。
だから、
今後は
“そういう歯科医”として
付き合っていく。
これが結論。
帰宅して
妻にも話したが、
妻も少しスッキリした様だった。
ただ、
これ以上何か起こる様であれば、
かかりつけ医の二人に話し、
ちゃんと意見してもらう事にした。
今はまだ痛みがあり、
痛み止めを飲まないと
仕事に影響するレベルなのだが
「まだ痛みます?」
とか
「まだ痛み止め要ります?」
と言う物言いにも
妻はモヤっているようだ。
さっきも言った様に
「”そういう歯医者”なのだ。」
と、
こうしてブログを書いていたら
久々の友人からメール。
ブログを読んで
「奥さんが可哀想過ぎます!」
と、
自分のかかりつけ医を紹介してくれた。
(”J”!ありがとう!)
彼女も以前、
歯医者で酷い目に逢ってるらしく
ようやく見つけたオアシスらしい。
インプラントは、
時間はかかるは
高額だわ、
痛いわ、
体に影響出るわなので、
ネット検索程度で
選ぶ事は出来ない。
今回も、
たまたま自分のかかりつけ医に
繋がりがあったからだ。
だから、
こうして情報を頂けるのは
本当に有難い。
とりあえず、
明日は抜糸。
このまま痛みもなくなってくれれば、
それでいい。
明日はモヤりませんように。
PS
歯ブラシの件はモヤったけれど
そういう歯医者さんは
普通にある事が分かったので、
自分の歯ブラシを持っていくとか、
その場で買うとかでいいと思う。
使い回し=悪い歯医者ではない事は
ここで念を押しておきたい。