「たんたん146話『お参り。』」

たんたんのお墓は

小高い山にある。

 

周りを木々に囲まれてるから、

今日の様に26度超えでも

とても涼しい。

 


静かで空気も綺麗、とても良いところ。

 

お墓は合同だけど、

お花やお水はお供え出来る。

(小さな物であれば、

自分の好きな入れ物を持って来てお供え出来る。)

 

お墓と言っても屋外ではなく、

冷暖房完備の室内にあり

お線香等も用意されている。

 

定期的に来ているけど

前回から少し時間が経ってしまった事もあり、

お花とお水は処分されていた。

(これはこちらの問題で、

運営側が悪い訳じゃない。)

 

「ごめん、たんたん。

こんな暑いのに

お水なくてしんどいよな。

今から入れ物買いに行って来るわ。」

 

近辺にお店がある訳もなく、

一度お墓から離れ、駅方面へ。

 

運良く、

一件目のお店で

綺麗なグラスを見つけた。

 

(あとはお花・・・と

さすがに造花を売っている所は無いか、

いっぺん家に帰ろう。)

 

生花はお供え出来ないので

造花を使うのだが、

ここはヘアメイク、

造花なら家に沢山ある。

 


白だけにしようと思ったけど、差し色で橙を。

 

「おまたせ、

もうちょっと頻繁に来ないとダメだよな。

ホントにごめん、

また近い内に必ず来るよ。

じゃあね、たんたん。」

 

それにしても今日は暑い。

 

 

 


「アロンアルファ、一回使い切りタイプ。」

飾ってあった額が

何かの拍子に落下。

見事に割れてしまった。

 

幸い割れたのがフレームだけだったので、

瞬間接着剤を買いに行く。

 

忘れもしない子供の頃。

プラモデルを早く作りたいが為

アロンアルファを使った所、

見事にパーツがドロドロに溶けた。

 

この瞬間接着剤、

まあまあな価格の割に

最後まで使えた試しが無い。

(出口からどんどん固まっていくので)

 

(100均のでもいいけど、

やっぱり本家の買っておくか・・・。)

 

(お!これは!)

 

凄い便利!

何と一回使い切りタイプ!

こういうの待ってた!


250円(税別)なり。

 

(これ、どうやって開けるんだろ・・・)

 

ノズルをそのままねじ込む。

で、

強く押さえると・・・

 

(ああ、強く押さえると中身が出ちゃうのね、

はいはい。)

 

ぷりゅ

 

ぬおあっ!!!!!!

 

左手の中指、薬指、小指のど真ん中に、

勢いよくアロンアルファが!

しかも結構な量。

 

(うおっ!これどーすんだよ!えっとえっと汗)

 

人間焦るとダメですなあ。

 

とっさに

近くにあったティッシュで拭き取ってしまう。

 

(うわわ・・・)

 

二次災害。

 

さすがアロンアルファ、

ティッシュと指の接着、超強力。

 

(やっちまったあ。)

左手が”奉書焼き”みたくなった。

 

こういう時は”剝がし剤”を使うといいんだけど、

現在家には無し。

買いに行くか・・・。

 

(うわ、雨降って来た・・・。)

 

(家で何とかしよう・・・。)

 

ネットでさらっと調べると、

1、ネイルのリムーバー。

2、40度以上(熱め)のお湯で揉む。

とある。

 

(おお!リムーバーか!

ヘアメイクで良かったぜ!

リムーバーならあるもんねー ♪)

 

仕事道具からリムーバーを取り出し、

(えっと、拭き取るだけでとれるのかな・・・)

と再びネット。

 

(んぐっ!汗)

 

そこには

『リムーバーに含まれる”アセトン”

が接着剤を溶かしてくれるのです。』

 

今、モデルやタレントさんて

ジェルやってる人が結構いる。

だから、

色が派手過ぎたり、

逆に地味過ぎたりした場合

(要はその撮影のシーンに合わない場合)

上からネイルを重ね塗りするんだよね。

 

で、

撮影後、その重ねたネイルをとる時、

リムーバーを使うんだけど、

“アセトン入り”のリムーバーは使えない。

アセトンが下のジェルも溶かしてしまうから。

上のネイルだけオフ出来る

ノンアセトンの物を使っている。

 

なので、

アセトン入りのは持ってないんだよねえ、うう。

 

(お湯だな!)

お湯を湧かす間、

気休めにアセトンの入ってないリムーバーを使ってみる。

あんまり落ちないけどまだマシ。

 

で、お湯。

50度近くの熱めのお湯でやってみたけど、

これは10分やそこらじゃ落ちないわ。

 

今現在は、

水仕事で手がガサガサの人。

明日休みでよかったよ、

明後日の撮影までには

取れて欲しいなあ。

 

PS
ノズルをねじ込む時は、
ホントにちょっとの力で良いみたいです。