「理学療法士さんに、姿勢や歩き方を教わる。」

先日、

自分が

コンパートメント症候群

だと言う事がわかり、

(詳しくは上記リンクを。)

理学療法士さんの元に

リハビリに通う事となった。

 

カウンセリングの後、

まずは、

立ち姿や座り姿を診てもらう所から。

 

まあ、

いろいろと真っ直ぐじゃない

って事だけは分かる。

 

「ヤマグチさん、

このベッドに座ってもらっていいですか。

足を腰幅、

つま先を真っ直ぐ前でお願いします。」

 

(つま先を真っ直ぐと・・・)

 

「ちょっと足、失礼しますね。」

 

ぐいっ!

 

(お!)

 

先生がつま先をえらい内側に

ぐいっと曲げた。

両足とも。

 

(うわ、窮屈〜。

この内股は

何か意味があるのかなあ。)

 

「はい、これで真っ直ぐです。」

「???」

 

足元を見ると、

つま先が真っ直ぐ前を向いている。

じゃあ、

さっきの自分の真っ直ぐは

なんだったんだ?

 

そう!

自分が真っ直ぐだと思っていたつま先は

逆八の字に開いていた。

 

自分では真っ直ぐだと思っていたのに

これだけ足との疎通が無いって

かなりショックな結果。

そりゃ姿勢悪くなるだろうよ。

 

「それでは、

今度は真っ直ぐ歩いてみて下さい。」

 

てくてくてく。

 

「ヤマグチさんは

立ったり座ったりしている時もそうですが、

後ろに荷重がかかっているので、

身体が反って歩いてますね。」

 

「ええーーーーっ!」

衝撃の事実再び!

 

今の今まで、

猫背なので身体が前傾していると

思っていた。

 

前傾するとスネに力が入るから、

スネ(前脛骨筋)が痛くなるのは

そのせいだと思っていた。

 

ではなくて、

全くの逆。

体が反ってるので

脚が自然に前に出ず、

意識的に足を動かそうとしている

イコール、

前脛骨筋に過度な負担がかかり

痛みを伴う。

と言う事だった!

 

前脛骨筋は

普通に負担のかかる場所なので、

自分の様な姿勢、歩き方だと

余計負担がかかり、

疲れやすかった

=炎症が起きやすかったのだ。

 

確かに、

歩くときは

意識して足を動かしているなあ。

 

でも、

姿勢がちゃんとしている人は、

本当は意識せずとも

ぷら〜んな感じで歩けるらしい。

 

ちょっと説明難しいが、

要は、

足首やつま先等に力を入れずとも、

関節がぷらぷらした状態で

歩けるのが普通らしい。

う〜〜〜〜。

 

次は

“まっすぐな立ち方”

を教えてもらう。

 

普通に姿勢良く立ってみる。

 

「ヤマグチさん、

身体、反ってますよ。」

 

「え。」

 

姿勢良くってのは

=”胸を張る”事だと思ってたけど、

そうじゃなかった。

(もちろん、

姿勢の良い人はそれでいい。)

 

先生が体のあちこちを

押したり引いたり、

上げたり下げたり・・・。

 

うわうわ、

めっちゃ窮屈!

 

上半身が

物凄く前に倒れている感じで、

足が内股になってる感じ。

気持ち悪ぅ!

 

「うん、こんな感じですかね。

今のヤマグチさん、

さっきより身長高いですよ。」

 

「えええーーーーっ!」

 

その後、

先生に頭やお腹(腰)を

支えてもらいながら歩く練習。

 

(うそう!歩きやすい!!)

 

でも、

これ一人で覚えるの

至難の業だわ。

 

他にも、

“肩が内側に入っている”

(猫背の典型)

のもあるのだが、

自分の場合、

直す所が多過ぎた。

 

「肩の事は一旦置いといて、

それ以外の姿勢、

歩き方をやりましょう。」

 

リハビリは、

1単位20分くらいを2単位。

40分なんてあっという間。

 

しばらくの間、

姿勢と歩き方を意識してみて

どのくらい矯正出来たのかを

診てもらう事にした。

 

でも、

理学療法士って凄いなあ。

ちょっと診ただけで

自分の身体の欠点分かるんだもんね。

聞いてて、

「そうなんです!」

って何回言った事か笑。

 

長い道のりなのは

間違いないけど、

これが身についたら

物凄く自分のためになると思う。

 

頑張るぞ!