スーツを着るのは
結婚式かお葬式。
なかなか無いこと。
そんな中、
某国関係のサマーパーティのお誘いを受けた。
夫婦で出席ってもなかなか無いし、
このサマーパーティ、
たぶん自分達が一番年下。
(そういうパーティだ。)
ドレスコードは
スマートカジュアル。
「何着てったらいいんだろう?」
と言う事で、
夫婦して服を新調して行くことに笑。
今回は
妻方にちょっと訳あり(良い意味で)の出席なので、
恥ずかしくない振る舞いをせねば。
場所は広尾、
この辺では一番停め易い広尾プラザに駐車。
会場内はやや暗く雰囲気がある。
自分らも相当大人なのだが、
やはり大人達ばかりだ笑。
誘ってくれたNさんはとっくに到着済。
席のリザーブまでしてくれていた。
ちなみに、
Nさんは以前妻と同じ会社に勤めていた人で
“揚羽蝶”に関しては世界一の人。
世界中の揚羽蝶を収集する為、
定年より早期引退している強者(つわもの)だ。
このパーティ、
特に何かするって事ではなくて、
食事や飲み物を頂きつつ
生演奏を聴きながら
某国関係者同士親睦を深めようと言う、
まさに大人の集まりだ。
仕事とか全く絡んでいないので
本当にラクで居心地が良い。
と、
大人な演奏が行われている最中、
(ん?何かお腹痛い・・・?)
後頭神経痛で1週間安静中、
病院食的なモノしか食べていなかったのに
いきなり美味しい物を食べたので
胃腸がビックリしたのだろうか。
お腹がシクシク痛みだした。
(今度はお腹?頼むよ・・・。)
レストランでお腹が痛いって訳にもいかず
(食中毒と思われては大変。)
とりあえず中座。
(お腹壊したのかな・・・?)
トイレに行こうとも思うが、
男性トイレはひとつ、
占領する訳にもいかない。
(あ、そうだ。
広尾プラザは確か個室は沢山あったよな・・・。)
と思い急いで向かう。
が、
2階は既にクローズド。
地下2階のトイレへ。
もの凄く痛いのにも関わらず、
お腹を壊している訳でもない。
(困ったな・・・。)
少し落ち着いて来たので
一度お店に戻る。
入口付近にちょうど妻がいた。
「やまちゃんどうしたの?」
「わりぃ・・・何か凄いお腹痛くてさ。」
「ええ!大丈夫?」
「トイレに行けば治ると思ったけど全然。
下痢でもなさそうだし、原因がわからん。」
「少し休ませてもらったら。」
「いや、レストランでお腹痛いはマズいだろ。
広尾プラザにトイレあるから、もう一度行ってみる。
Nさんに中座スイマセンって言っといて。」
「分かった。何かあったら連絡して。」
お店を出ると
猛烈にお腹が痛くなって来た!
間違い無い!
下痢だ!急げー!!汗
(お食事中の方、スイマセン。)
(あと15秒遅かったら、
アウトだったな・・・。)
一体何が原因なんだろう?
よく、パーティだと
トレイにワイン等の飲み物をサーブしている
ボーイさんがいる。
車なので烏龍茶的なのを取ろうと思ったんだけど、
取りづらいから
手前のオレンジジュースを取ったんだよね。
で、
テーブルに置いておくと、
減ったらすぐサーブされるので
いつでもオレンジジュース満タン!
これかなあ・・・。
普通なら、
ここでスッキリするハズ・・・なのだが、
お腹の痛みはあまり変わらない。
(何でこんな時に!)
自分へのイラつきで一層痛みが増す。
トイレを占領する訳にはいかないので、
出たり入ったり。
不幸中の幸いだったのが、
この階は駐車場オンリーの階なので
誰も来なかったこと。
相手が凄まじい下痢なので
トイレから離れる訳にもいかず、
結局、
1時間超の中座になってしまった。
(この痛さはまずい。
帰るなり、病院なりだな・・・。)
痛さがひいたのを見計らって
お店に戻る。
もうお開きの時間が近い。
妻が自分を見つけて駆け寄って来た。
「どう?大丈夫?」
「ダメっぽい。もう帰って大丈夫かな。」
「うん、Nさんにも伝えてある。」
「わりぃ、こんな時に。」
六本木通りを走る間
(我が愛車よ、漏れたらスマン。)
と妻にお腹を押さえてもらいつつ運転。泣
どうにか家に到着。
やっぱりお腹を壊してたようだ。
(翌日にはすっかり治ったが。)
せっかくのお出かけだったのに、
ちゃんとした写真も撮れずに残念無念。
おされしてったのになあ、
妻には申し訳ない事をした。
昨年の扁桃周囲膿瘍、
先日の後頭神経痛、
そして今回の腹痛、
体調管理は大事なのを痛感。
まだお腹の痛くなる前。(この後地獄が待っている・・・。)
しかしピンぼけな写真。(このスマホダメだー。)