たんたんのお墓は
小高い山にある。
周りを木々に囲まれてるから、
今日の様に26度超えでも
とても涼しい。
静かで空気も綺麗、とても良いところ。
お墓は合同だけど、
お花やお水はお供え出来る。
(小さな物であれば、
自分の好きな入れ物を持って来てお供え出来る。)
お墓と言っても屋外ではなく、
冷暖房完備の室内にあり
お線香等も用意されている。
定期的に来ているけど
前回から少し時間が経ってしまった事もあり、
お花とお水は処分されていた。
(これはこちらの問題で、
運営側が悪い訳じゃない。)
「ごめん、たんたん。
こんな暑いのに
お水なくてしんどいよな。
今から入れ物買いに行って来るわ。」
近辺にお店がある訳もなく、
一度お墓から離れ、駅方面へ。
運良く、
一件目のお店で
綺麗なグラスを見つけた。
(あとはお花・・・と
さすがに造花を売っている所は無いか、
いっぺん家に帰ろう。)
生花はお供え出来ないので
造花を使うのだが、
ここはヘアメイク、
造花なら家に沢山ある。
白だけにしようと思ったけど、差し色で橙を。
「おまたせ、
もうちょっと頻繁に来ないとダメだよな。
ホントにごめん、
また近い内に必ず来るよ。
じゃあね、たんたん。」
それにしても今日は暑い。