「この紙に、絵を描いてくれませんか?」

ファンに頼まれ、

30秒程でさらさらと描いたピカソ、

彼女に手渡してひと言。

 

「価格は100万ドルです。」

「えっ!たった30秒ですよ!」

 

「30年と30秒ですよ笑。」

 

創った人が対価を決められる、

これが芸術の面白さ。

 

要らない人は見向きもしないけど、

欲しい人は対価を払ってくれる。

世界人口72億は要らないと言っても、

たった1人、

要ると言ってくれればいい。

これってクセになる。

 

先日、

自分の作品が売れた話を書いたけれど、

その人からしたら、

オレなんて全く知らない人だし、

作品以外でのバリューはゼロに等しい。

 

余計な雑音ひとつ無く、

純粋に作品だけに対価を払ってくれるのって

震えが来るほど嬉しいもの。

 

撮影の仕事と違い、

写真の”作品”というモノは100%自分、

自分そのもの。

車や電気製品、衣服や食べ物と違い、

直接的に何かの役に立つ物ではない。

でも、

そこに対価が発生するなど、

まさに夢そのもの。

 

 

今までずっと、

「写真や絵を飾って愉しもう!」

的な事は言ってるんだけど、

現状の”應龍“はF6サイズなので、

飾るにはちょっと大きめ。

 

なので、

今年になってからなんだけど、

いろいろ考えつつ

ちょっとずつ進めて来た事があるんだよね♪

 

今回も仕上げはジークレー版画、

大きさは飾り易く小さめ、

でも、

作品は”なかなか”なんですよ♪

 

額は先日届いたので、

後は、作品達の最終稿の仕上がりを待つだけ。

 

その後、

販売用の撮影が済み次第、

お知らせ出来ると思う。

(9月後半頃かな。)

ネタばらししたいけど我慢ガマン!

 

今日も、

カッティングマットと、

カット専用定規とか買って来たりして

もうドキドキワクワク!

早く額装した所を観てみたい!

 

先程の話じゃないけれど、

興味の無い人には何も響かないけど

興味のある人にはどストライク!

と自負しつつ、

仕上がりを愉しみに待とうと思う。

 

PS
で、先の應龍は海外向け(欧米アジア46カ国)に販売する事にしたので、
詳細はまたお知らせします。(英語必須汗。)
やってる事はミニマムなんだけど、可能性がマキシマムってのはいいね。