「たんたん141話『またおしっこ漏れた!』」

検査の結果、

膀胱炎と言う事。

 

「膀胱炎でああいう風に

おしっこがずっと漏れ続けるってあるんですか?」

「可能性はあります。」

 

そう、

猫の病気って可能性で言ったら何でもアリだから

原因究明ってホントに難しい。

限定出来ないから治療も後手に回ってしまう。

 

人間だと、

検査結果に問診で

病気に対して詰めていけるけど、

猫の場合はそうはいかない。

特にたんたんは下半身不随だし、

心臓に欠陥あるし、喘息持ちだし、

特に原因究明が難しい、と言われる。

 

おしっこが漏れる時、

かなりの確立で脚が痙攣を起こしている。

(痙攣が起きる度におしっこが漏れる。)

でも、

尿検査の結果は膀胱炎を示しているのだから

まずは膀胱炎として治療しないといけない。

 

おしっこ漏れの対策として

“おむつ”をしているんだけど、

たんたんを交通事故から保護して6年、

下半身は麻痺したままなので

もの凄く細い。

なので、

おむつしてもすぐ脱げてしまう。

寝ている時はいいけれど、

床、特に段差でするっと脱げてしまうのだ。

(う〜ん、どうしようか。)

 

ネットでいろいろな方法があったので、

おむつカバーを靴下で作るとか試したけど

なかなかうまくいかない。

 

(とりあえず、環境から変えて行こう。)

たんたんの通称”家”、

この入口付近の段差を無くし行く事から始めよう。

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これが通称”家”。入口に段差があるので・・・

 

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ちょきっと切って、縫い縫い。出来上がり〜♪

 

その間、

通称”船”の上でぐっすりのたんたん。

(うん、このまま落ち着いてくれるといいな・・・。)

 

数時間後。

 

(ん?何かおしっこのニオイする!)

 

たんたんはさっき直した”家”の中。

近づくと確実におしっこのニオイがする!

 

「たんたん出といでー。」

抱っこして引き出すと

おむつはとれていなかったけれど、

隙間からおしっこが漏れ出て

尻尾も脚もびっちょになってる!

 

(うわ、たんたん可哀想に。

でも、昨日一度やってるからオレは余裕だぜ!)

洗面器にお湯、タオル、トイレットペーパーは

昨日の反省を活かして、近くに常備済み!

 

「はい、たんたん洗おーねー♪」

じゃぶじゃぶ。

 

タオルで受け、水分をとり、

&トイレットペーパーでより水分をとる。

「はーい、綺麗になったねー♪」

ふきふき。

 

幸い、”船”はセーフだったので、

新しいタオルをひきつつ、たんたんにはおむつ。

はきはき。

難なく終了。

 

(やっぱりおむつカバーだなー。)

今の所、良いカンジのは見つかっていない。

 

ああ、

こんな時オフクロが生きていたら

おむつカバーなんてささっと作ってくれるのになあ。

(母は生前、オーダーメイドのドレスや洋服を作る仕事をしていた。)

下半身麻痺だから、

床にずっても取れない、でもきつくない。

ってのを探して来ないとな。

 

あとは一日2回の圧迫排尿を

倍の4回、またはそれ以上やる事で

漏れる対象そのもの(おしっこ)を減らす

=漏れても少量で済む。

うん、とりえあずこれで行こう!

 

自分が家にいる時はいいけど、

そうでない時の対策を考えないとな。

課題はやっぱりおむつかー。

 

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お尻を洗ってもらってスッキリ♡爆睡のたんたん笑。