先日、
自分デザインのTシャツ”カラスアゲハ“を着て歩いていたら
下校途中の小学生二人が、
(2〜3年生位?)
すれ違いざまにひとこと。
(あの人のちょうちょ、おっきいね!)
(おっきいね!)
おなごみ。
良いコ達だあ♪
今日び、
オリジナルTシャツってどこでも簡単に、
しかも安価で作れるようになった。
安価で作れる理由は、
いろいろ制限があるのに加え
プリント方法が一番一般的な手法であること。
(インクジェットプリント&版要らず)
どこでもやっている=安く作れる
自然の流れだね。
自分がデザインしているチャリティーTシャツ”NOVIDA“は
この手法と同じなので、
1枚2千円台で作る事が出来る。
で、
それと比較すると
以前からデザインしているTシャツ、
冒頭で登場した”おっきいちょうちょ“は4800円。
(ふえー、高いん!汗)
と思うなかれ、
それなりの理由がある。
デザインへの拘りとかそういうモノとは別に、
一番如実なのはそのプリント方法。
上記で触れたインクジェットプリントは
カラーコピーの様にデータをそのままプリントするので
“版”を作る必要がなく安価に出来る。
インクジェットが普及型で安価なのに対して、
その他のプリント方法はあまり普及していないので
1枚当たりのコストが跳ね上がる。
また、
自分の様な個人(小ロット)の受注を
受けてくれる工房があるかどうか、
と言う問題もあった。
でも、
せっかく創るのだからそこは拘りたい。
いろんなプリント手法がある中、
自分が選んだプリント方法とは・・・。
まずひとつは、
“抜染プリント”
抜染とは、熱の力で色を抜くプリントの手法。
色を抜く=インクを乗せないので、
Tシャツ素材に全く影響が無い
=素材感を失わない。
それに加え、
オーバーフローで洗いをかけ&天日干し。
(オーバーフロー=綺麗な水を流しながら洗いをかける。)
乾燥は乾燥機を使うと早く乾くのだが、
“縮み”を避けるため、敢えての天日干し。
もう完璧だぜ!
もうひとつの手法は
“ウォッシュアウトプリント”。
ウォッシュアウトは、プリント後にすぐ洗いをかける事で
色が落ち=色褪せた風合いを出すプリントのこと。
現在の色は何度もサンプルを作った結果の賜物。
もちろん、これも天日干し♪
あと、
特筆すべき事でもないけれど、
違う所はTシャツの素材。
当初からコットン100%でしか創るつもりがなかったんだけれど、
“トライブレンド”と言う素材に出逢ってしまった!
トライブレンドは、
綿・ポリエステル・レーヨンの混紡素材。
肌触りは、柔らかそのもの。
こんなに肌触りがよく、着易いのは初めて。
し・か・も!
すぐ乾く!!
室内干しでも余裕で乾く、
今の時期とか最高だね。
こうして一枚一枚、
職人さんが丁寧にプリントしてくれているにも関わらず、
今までサイトやブログでプリント方法の事に触れてなかった汗。
特に白地にグレーのウォッシュアウトなんか
普通にグレーのインクジェットだとと思われていたのかも、ぐすん。
現在展開しているデザインは
“カラスアゲハ”、”クロメンガタスズメ”、
そして”PLANET”の3種。
下記のカラスアゲハ、
最近、こればっか着てる気がする笑。
(ホントに着心地いいんだよね♪)
カラスアゲハの抜染プリント、トライブレンドのVネック。おっきいちょうちょ♪
コットンの部分だけ抜けるので、こういう色合いになっている。
カラーは黒じゃなくて、”スミクロ”。真っ黒でない所がお気に入り。
そしてこれがウォッシュアウトプリント。
先日、トライブレンドの白Tでも試しに創ってみたけど、凄くイイ!
まだサイトには掲載していないけれど、白が欲しい方はいつでもどーぞ☆
詳しくはオフィシャルサイトJOYEUXJOELのT-SHIRTまで!