五輪エンブレム決定。
“組市松紋”
元々着物好きってのもあるけど
こういうデザイン好きだな。
江戸小紋を意識したデザインとの事なので
着物に仕立ててもいい感じ。
先日、
日舞の先生の所で”江戸小紋”の反物を見せて頂いたんけど、
柄の違う紋が縦に5種入っていてとても素敵だったんだよね。
先の国芳といい、応為といい
着物の柄って素敵だね。
このエンブレムを機に、
着物も世界中に広ればいいなと思う。
デザインって
作る(考える)のが本当に難しい。
特に五輪エンブレムはレギュレーションが沢山ある。
代表的な日本の山、富士山が使えないとか
モノクロにした時のバランスとか商標権とか、他にも沢山。
もちろん”被り”は問題外、
本当に難しいと思う。
それと同様、
“選ぶ”のも至難の業。
デザインには数学の様な正解は無い。
だから、
デザインそのものに”善し悪し”と言うモノは存在しないと思う。
「このデザイン”いい”よね。」
と言われても、
何が”いい”のか分からない。
逆に
「このデザイン、”ダサい”よね。」
と言われても、何が”ダサい”のかも。
(”デザインがダサい”って表現はどんなんか笑。)
要は、
“好き”か”嫌い”(好きじゃない)か。
それなら分かる。
これは専門家も素人も同じ。
特に今回は一度ケチが付いてしまった事で
何回選考しようが、
どれが選ばれようが、
どこまでも”ケチ”はつきまとう。
ま、2020までには落ち着くのかな。
次回(あるとしたら)は
「選ぶ側の人間を選挙で選ぶ。」
「応募は一般公募。」
これでやればいいんじゃないかな。
先の選考の様に、
選考委員会が何の基準で選ばれているか分からなかったり、
応募資格に”受賞回数”なんて設けたりしているから
皆に斜な目で見られてしまうのだと思う。
まあ、
この辺は実に”日本らしい”と言える。
自分達の選んだ人達(選考委員会)が決めたのなら
納得もし易いと言うもの。
ちょっと面倒かも知れないけど、
数十年に一度なんだから
そのくらい手間かけてもいいと思う。
(結局、今回はそれ以上の手間がかかったしね。)
でも、
こうしてエンブレムも決まった事で
めでたしめでたし。
PS1
一番好きなのは、やはり生まれた年”1964年の五輪エンブレム”。
誰が見ても”東京オリンピック”笑。
PS2
せっかく取り上げてもらったのに、先方のシステム上の問題でひとつ消えてしまった泣。