「フィリピン台風 タクロバンの今。その3」

昨年11月のフィリピン台風。

直撃を受けたタクロバンには友人が住んでいる。

 

現地はようやく物資が入り始めたが

“入り始めた”だけ。

特に中心部以外はまだまだ手つかずのようだ。

 

彼の家は壊れてしまったが、

幸いにもかろうじて屋根が残ったので

そこに住んでいる。

 

が、

家がどうだと言う話はまだまだ先の話で、

まずは”生きていく”事が先決。

彼いわく、

とにかく医薬品が手に入らないとのこと。

 

なので、

少量ではあるが鎮痛剤、風邪薬を送る事にした。

(沢山は送れないので。)

あとは火や水を使わずに食べれる食料品や

日用品等をパッキング。

あとは何を送ればいいだろう?

 

そんな中、

自分は男、いや”漢”目線で見て

「パンツ」

を4枚買った。

 

飲む水さえ入手しにくいのに

風呂なんて入れる筈もない。

でも、家族を支える身なのだ、

パンツくらい履き替えてスッキリした方が

頑張れるのではないか

と思ったんだけど、的外れだったかな汗。

(それよりもサイズが心配だ。)

 

送るときはEMSを使ったんだけど

ちょっと複雑。

もうちょっと簡単だといいんだけどな。

あとは無事に届くのを祈るだけ。

送って来てくれた写真を見ると

そこは国民性、皆笑顔だ。

この笑顔が安心の笑顔に変わるまで

援助は続けていきたい。

 

下記の日本赤十字社では

東日本大震災の寄付も出来るので

(これも忘れてはならないこと。)

ご協力の程、よろしくお願いします!

https://donate.jrc.or.jp/jrc/application/selectCampaign#105