「たんたん133話『肺水腫。』」

先週、

たんたんから謎の液体?(無臭で無色透明)

が多量に出てから早1週間。

投薬も効いて大腸炎もすっかり回復傾向にある。

ゴハンは相変わらずよく食べるし、

ほっとひと安心。

 

薬も終ったので、

一応経過を看てもらいに病院に行く。

いつも車の中では静かでいいコだ〜♪

 

午後の部の一番手。

たんたんを診察台に上げようと

バッグから取り出す。

と!

急にたんたん、

はあはあぜえぜえ。

舌を出して苦しそう!

 

(あ!前に一度あったやつだ!)

慌てて先生を呼ぶ。

と言うのも、

以前、一度だけ家で似た様な症状があって

すぐさま病院に連れて行った事がある。

「すぐ連れて来てくれてよかったです。

すぐ連れて来れなかったら危なかった。」

と言われていた。

 

先生も

「まずはレントゲン撮ります!」

と一緒にレントゲン室へ。

少し呼吸は落ち着いて来たようだ。

でも、

緊張で肉球がびっしょり。

(猫は肉球にだけ汗をかく。)

 

診察室に戻ると、

いつもの様に私の上着の中に頭を入れて

やだやだと隠れる。

(診察台が人間の腰の高さなので、ちょうど上着の裾から

中に入ろう入ろうとする。)

 

「今考えられるのは肺水腫ですね。」

肺は綺麗だけど、肺の周りが巧く機能していない。

心疾患の可能性も高いと言う。

 

まずは、

呼吸を整える為に酸素室に入り

後は点滴等で治療開始。

とりあえず今日はお泊まり。

明日の様子次第で入院か通院になるとのこと。

 

いつもこうして病院に行く度に思う。

6年前に事故に遭った事で、

もう自由に歩けないんだし、

うんちもおしっこも出来ないんだし、

猫喘息なんだし、

もう勘弁してやってくれてもいいじゃないか、

穏やかに暮らさせてあげてよと。

もちろん、

誰かがたんたんを病気にしている訳じゃないけど、

そう思わずには居られない。

 

とにかく、

自分らに出来る事はしっかりやる、

頑張れたんたん!

20160322
最近、タオルを掛け布団代わりにするのが流行っているたんたん。