先日の続き。
練習無しでいきなり後ろ!汗
前で結ぶのと勝手が全然違う。
鏡を見ると逆に見えるから
もう、ちんぷんかんぷん。
でも、見ないでなんてとても出来ない。
「大丈夫、出来ますよ。
何度やり直してもいいんですから♪」
先生にっこり。
うー、ここはやるしかない!
鏡を見ながらトライするも
もう何がなんだか。
前が後ろになっただけでこうも違うのか。
(ダメだ、もう手の感覚だけに頼るしかない!)
意外や意外!
見ない方がやり易い!!
(見た方が余計な情報が入って来てやりにくい。)
「ヤマグチさん、腕は痛くないですか?大丈夫?」
「ずっと後ろ手にしてますもんね。」笑
「着物は腕が痛くなってまで着る物じゃないので、
腕が痛くなったら、そこで終わりにしましょう。」
(ギクっ)
先生はいつも
「粋。」
について教えて下さる。
(粋という言葉そのものは口にはしないが。)
着物にはいろいろな決まり事があるのは間違いないけれど
それに囚われ過ぎてはいけない。
着物は普段着なのだから
と。
「出来ました!
でも、さっきほど綺麗に結べていないんですが・・・。」
「それでいいんですよ♪
堅苦しく、難しく考えず、
ひとつの流れで着れるようになるといいですよ。
なかなか上手に着れましたね。」
もちろん、
ひとつの流れでなんて着れてはいないけれど
先生の言う事はよく分かった。
着物は決して、堅苦しいモノではない。
着物=高額とか、
着物=キツイ、苦しい
って事があるかも知れないけれど
実際、着物に「きつさ」も「苦しさ」も全く無い。
着方ひとつで全く違うのだ。
浴衣をきちんと着れるようになったら
世界が変わると思う。
先生が着付た自分の姿を見て
正直驚いた。
本当にカッコ良かったんだよね笑。
着物は一生着る機会が無いと思っていたけれど、
月に数回は着る機会を持ちたい。
まずは浴衣!
夏までには着れるようになるぞ!
頑張るぞ!おーっ!!