捻挫で延期させて頂いていた
「きもの教室”浴衣編”」
行って参りました。
きもの教室と言っても教室ではなく、
日舞の家元先生への押しかけ生徒。
(詳しくは以前のブログ『あまりにも素晴らしく、あまりにも嬉しい。』参照。)
まずは、
あつらえて頂いた竺仙の浴衣を見せて頂く。
「わあ!」
素晴らしい。
素晴らし過ぎる。
色も触り心地も佇まいも。
最初は先生に着せて頂いた。
苦しいとか、きつさは全く無いのに
全く着崩れる感じがしない。
(実際、全然崩れて来ない。)
「さあ、自分で着てみましょうか♪」
(え、いきなりですか!)
随所で質問しつつ、
随所で直しを入れてもらいつつ
少しずつ少しずつ着る。
凄い緊張。
こんな緊張すんの久々だあ。
「で、出来ました!」
先生、帯を見てひとこと。
「ちょっと堅いかな。笑」
せんせい!
何で分かるんですかあ!!!!
オレってそうなんですよ。
何でもそうなんだけど
つい、きっちりやろうとして
「遊び」
が足りないんですよ!
先生にそれを伝えると
「初めてなのだから、それでいいと思いますよ♪
ちゃんと着れる様になったら、いくらでも遊べますから。」
「で、ですよね!」
しばらくアドバイスを頂いた後、
「さあ、もう一度始めから着てみましょう。」
「はいっ!」
うんしょうんしょ。
「出来ましたあ!」
「うん、初めてにしてはよく出来ましたね♪」
(やったあ!!)
餅は餅屋。
やはり毎日着ている人でないと分からない事が多い。
着方の他にもいろいろな事を教えて頂いた。
あっと言う間の2時間。
着物には曲線がない。
でも、人間の身体は曲線のみ。
なのに、ちゃんと着ると
ちゃんとした「服」になる。
着方ひとつで粋にも野暮にもなる着物。
奥が深い。
さあ、
今日はあと10回着て見よう!