「熱中症。」

熱中症。

これはホントに怖い病気なので気をつけよう。

「自分は大丈夫♪」

って人が一番危ないかな。

 

数年前の夏。

「おっしゃあ!玄関前の掃除でもやったるか!!」

短パン一丁で意気揚々、

ホースで水を撒きながら

デッキブラシでゴシゴシゴシ。

(うわあ、気持ちいいなあ♪

こういう汗はいいねえ。

でも、熱中症には気をつけないと。)

水をゴクゴク飲みながら

デッキブラシでゴシゴシゴシ。

 

終わってしばらくしたら

(あ・・・れ・・・。)

頭がぼーっとして気持ちが悪くなってきた。

ふらふらして立っていられない。

(ま、まずい・・・、自分の中で何かヤバい事が起きている。)

あの感覚は覚えてるなあ。

水も飲んでたし、日陰だった事もあって

すっかり油断してた。

 

そう、

塩分を採っていなかったのだ。

もともと湿気が高い所で水を撒いたので

湿度は更に上昇。

しかも玄関前が風が通りにくいってのもあった。

高湿度に高気温、そして塩分不足。

熱中症になって当たり前だよなあ。

 

その時はすぐ家で身体を冷やす事が出来たので

病院のお世話になる事もなく

大事には至らなかった。

でも、出先だったら分からない。

外で仕事している人が周りにいたら

気をつけてあげよう!

熱中症って名前に怖さは無いけれど

とても怖い病気なのだ。