「灯、水、火。」

昼間の充電で一晩明かりが灯せる

ソーラーライト。

井戸水をポリバケツに入れるだけで

綺麗で冷たい水が飲める浄水器。

その辺に落ちている木屑や木皮を入れるだけで

調理が出来るコンロ。

各々が1000円くらい。

その国の月収は2~3000円。

決して安くはない品。

それでも数百個が売れたと言う。

 

その国では

水を飲むためには

まず、木を集め

火を起こし、

煮沸消毒する。

特に

火を起こすための薪を集めるのが

重労働だと言う。

 

でも、

火が簡単に起こせるようになり

水もすぐ飲めるようになった。

夜も灯りを手に入れた。

家事の負担は減り、

夜、仕事や勉強が出来るようになった。

生活は一変したと言う。

 

灯、水、火

人間とは切り離せないこのみっつを

改めて実感する。

そのみっつを導いた

いや、

そこに着目した人達は凄い。

仕事には自分の満足や利益も必要だけれど

「人の為」とまではいかなくても

「人に喜んでもらえる」

そういう仕事をして行きたい。