友人の五百田達成氏の新刊。
随分大人にはなったけれど、
世の中知らない事だらけ。
そういう意味では愉しめる一冊。
別に知らなくてもいいと言えばいい事だけれど、
知ったら知ったで、
自分の中の何かの扉を開くキッカケになるかも知れないとは思う。
中学や高校の時にこの本を読んだら、
もっと愉しかったんじゃないかな。
「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。
何が起きても誰もせいにも出来ないからね。」
(著書にあった、映画”耳を澄ませば”の主人公”雫”の父親の言葉。)
そう。
“フリーランス”と言う生き方は
全てが自分から始まり、自分に帰す。
自由を得るのと引き換えに、
それ以上の対価を背負う事になる。
誰のせいにも出来ない。
ただ、
それだけにやり甲斐がある。
高校生の頃は、
まさかフリーランスになるとは思ってもいなかった。
(そもそもフリーランスなんて知らなかった。
学校の先生になるつもりだった。)
でも、
こうして自分に合った道に出逢えた事は
本当に幸せだと思っている。
「自分の信じるとおりやってごらん。」
50年間そうだったように。
そしてこれからも。