「パリはフランス語しか通じない。」
とか
「中心地なら全然英語が通じる。」
といろいろ情報があるが(ガイドブックでも)、
2週間パリにいて
「英語が通じた。」
と感じた事はあまりなかった。
パリで英語は通じると聞いていた
自分もカミさんも結構苦労した。
もちろん、
観光名所、ホテル、空港、高級なお店等での英語は
十分通じるし、
YesNoやトイレは?的な簡単な英語は通じる。
(フランス語で英語と近い単語は伝わる。)
ただ、長い会話。いわゆる長文の英会話が通じない。
つまり、単語は何とかなるが
文章になると、と言う事。
プランタンやギャラリーラファイエットでも
通じない事は結構あったし
路地にあるカフェやお店では殆ど通じなかったと思う。
旅行といえば会話本なのだが、
せっかく本で覚えて、或は見ながら質問しても
返って来るのがフランス語だと、
全く分からないって言うオチがつく。
特に難解だったは『数字』。
「58ユーロ99セントです。」
これが全く分からない。
(聞き取れないし、聞き取れたとしてもそれがいくつを示しているかが?。)
飛行機の中で20まで覚えたはいいが
聞き取りは100%ダメだった。泣
数字が分からないってのは本当に困る。
レジのあるとこはいいんだけど、無い所では
「いくらですか?」
「○○ユーロ○○セント。」
(う、分からん・・・。)
また、パリ市内は見た限りフランス語表示のみ。
「Sortie」(ソルティ→出口)位は覚えておくと便利。
特にフランス語表示で難解なのは
「セール」の表示。
そろそろセールと言う時期でもあり
買い物をしているとー10%とかー30%の表示がある。
いわゆるセール(solde)だが
誰でも安くなる訳ではない。
そこには「セールの対象者は誰なのか」がフランス語で書いてある。
例えばちょうどやっていたプランタンのー30%のセール。
これはプランタンカードを持っている人のみのセール。
(ちなみにプランタンカードはフランス国籍を持たない者は
フランスに10年以上住んでいないと発行してもらえないとの事。)
フランス語が読めれば、誰対象のセールなのかが分かる。
フランス語の読めない自分達は聞くしかないので
英語で聞いてはみたものの、
フランス語での返答でさっぱり分からなかった。笑
ただ、いくら英語が通じないとはいえ
あいさつくらいはフランス語でやりたい。
ホテルのフロントやお店に入ったら
「Bonjour!」(ボンジュ)
買っても買わなくても
「Merci.Au revoir.」(メルシィ、オヴァ)
これが笑顔で言えれば同じ様に笑顔が返って来る。
(たまに無視されるけど、めげないめげない。)
笑顔で挨拶が交わせれば楽しい一日になる♪
☆本日歩いた歩数☆
22000歩。(百以下切り捨て)
☆ヤマグチ的プティギィドゥ☆
『ファラフェル。』
ファラフェルとは
ひよこ豆に香草やパセリを混ぜて揚げたコロッケの事。
ピタパンにそのコロッケと沢山の野菜を入れたモノを総称して
ファラフェルとも呼んでいる。
マレ地区のユダヤ人街にファラフェルを扱う店が数件ある。
始めに赤い看板のお店のを食べたのだが
コロッケがあつあつでスパイシーですっごく美味しい!!!
野菜も沢山でピタパンも肉厚!ボリューム満点だ!!
カミさんは肉アレルギーなのでまさに適食!よかった♪
店員さんは物静かだが、最後ににっこりと「メルスィ」♪♪
上記のお店のファラフェル。すっごく美味しい!
これ一個でお腹いっぱい♪
で、いろんなガイドブックに載っていた
いわゆる「行列の出来るお店」もその先にあったので
後日行ってみる。
が、残念な結果に。
並んでる時、ショーケースが見えるのだが
店員が材料の真上でペラペラおしゃべり。
&何よりその材料のあるショーケースの中がとても汚い。
やめようかなあ・・・と思ったけど、既に支払い済み。
(列をさばく人がいて、その人に注文してお金を払う。)
フランス語で辛いソースをかけるかどうか聞かれたので
英語で返事すると
「オオ!カライ?カライネ!!カライカライカライカライ~♪」
と店員2人で人を小馬鹿にしたように大笑い。
(これ、文章じゃ伝わんないなあ。パリに来て一番頭にキた事。)
で、肝心の味。
まず、コロッケとピタパンが冷たい・・・。
野菜はもともとあったかくないので
コロッケとピタパンが冷たいとただの冷えた食べ物になってしまう。
それにその時の気温は零度前後。
また、味も前出の方がコロッケがあつあつでスパイシーで美味しかった。
(カミさんも同意見。野菜とピタパンに差は出にくいのでコロッケが決め手。)
味より店の雰囲気や接客で店を決める自分にとっては
全く不向きの店だった。残念。
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