「ブルジョワ日本撤退。」

化粧品の”ブルジョワ”が今月末に日本撤退。

あ〜、何か寂しい。

自分がヘアメイク始めた時は今程コスメも揃ってなくて、

ブルジョワとイルマキアージュ(マキアージュではない。)

のアイシャドウを全色揃えたくて、ばりばりバイトしたなー♪

 

でも、

昨今はもっと安い上に、使い勝手のいいブランドが急増。

いわゆる”中間層ブランド”には厳しい時代になった。

 

そういう意味ではどの業界もそうだと思うけれど、

身近で言うとファッション業界が一番顕著。

いわゆる”ファストファッション”が一般的になって

高級ブランドと二極化している。

 

そんな中、先日の記事で

現役服飾専門学校生に聞く

「よく買うブランドランキング。」

を見て驚愕!

ここ数年の一位が”ユニクロ”?

3年前は下位ではあるがギャルソン(8or9位)が入っていたが、

今年は圏外だった。

 

もちろんユニクロの服が悪いと言う事ではない。

お洒落と言うモノに戸惑っている人や

普段着を何とかしたいけどお金はそんなにかけられない人にとって

ユニクロはまさに光明だったと思う。

ベーシックで何より安価、物に因ってはお洒落な物もある。

 

クールビズだけでなく、

カジュアルフライデーとかは通年だから

会社員達にとっては駆け込み寺だったと思うし、今もそうだ。

それにフルコーディネートしても全然変じゃないどころか

これに清潔感がプラスされればパーフェクトと言ってもいい。

「え〜、ユニクロ〜?」

なんて馬鹿にする人はいない。

老若男女、日本人の需要に叶っていると言える。

 

でも、

”ファッション”とはそもそもベクトルが違う。

それに、

専門学生は”お洒落に戸惑っている人”じゃない。

“お洒落に戸惑う人を導く人”だ。

ブランド物をきちっと着こなしたかと思えば、

グランジでダウン。

レイヤードをやらせたら右に出る者無し。

着たいモノはなければ創る。

これが自分の中の専門学生像。

 

時代が変わっているのは事実だから、

これもその事実のひとつなのかな。

「それ、いつの時代の話ですか?」

とかね。笑

 

もちろん、高い=良いって訳ではない。

でも、高い服にはそれなりの理由があり、

こだわりも手間もお金も時間もかかっている。

(まあブランド名だけってとこもあるけど笑。)

それって着てみて初めて分かる事だと思う。

その良いモノを知っているからこそ、

何を刮げ落としたら、

“安価で良いモノが出来るのか”創意工夫出来るのでは?

 

自分は服が凄い好きで、

自分にはやりたくても出来ない”夢”だからこそ

そういう現実にがっかりしてしまったのかも知れない。

似合う似合わないは別として笑、

一生お洒落には興味を持っていたいから。

 

あ、すっかり話逸れてしまった。

何の話だったっけ笑。